

2025年3月のおもてなし
2025年3月9日、小学生からミドル世代まで計5名のお客様にお越しいただきました。
イントロで今回のテーマの狂言「うつぼ猿」について話し、
茶席では「桜」と「猿」を自由な発想で探していただきました。
おしのぎとお酒一献は軽くしましたが、皆さんに完食されたのでほっとしました。
茶室では、天井から鎖でつるした釣り釜が珍しかった様子、
終始、釜の音が鳴り落ち着いた空間でした。
途中、釜を上げて炭火を整える様子も間近で見ていただき、
最後には炉を車座になって囲みお茶を召し上がりました。
茶の湯の魅力が少しでも心に残ればうれしい限りです。





2024年12月のおもてなし
年の瀬の2024年12月28日、2組で計6名のお客様にお越しいただきました。
まずは、お酒一献、簡単な茶懐石にておもてなししました。
お菓子の後、炉にて薄茶二服を点てて差し上げました。
干支送り(辰から巳へ)、雪、歳末の取り合わせとしました。
お客様は立礼(机と椅子)でしたので、炉との距離があり、
冬のお茶のしみじみとした良さをお伝え出来たかどうか、心配です。
何か心に触れるものがあれば...と思います。
年の瀬に忙中閑あり、を感じていただけたら幸いです。






2024年10月のおもてなし
2024年10月某日、2組、40~70代の男性5名にお越しいただきました。
海外関係のお仕事の方もいらっしゃったので、
純和風に少しアジアのイメージを交えた取り合わせとしました。
まずお酒一献とおしのぎをお出ししました。
朱盃では足りなかったかもしれませんが、楽しくお話も弾みました。
お茶の時間は、物珍し気に点前をご覧になり、様々な質問も飛び交いました。
何よりも大きな手で茶碗を包み込んで、大事そうにお茶を召し上がっている姿には心温まりました。
お茶っていいなぁ、といつもと違う魅力を感じました。
思わぬ貴重な到来物を早速使わせていただいたり、
一期一会、心に残る会でした。
お客様の心の片隅にも何か響くことがあれば嬉しいです。

2024年8月のおもてなし
2024年8月某日、2組、計6名のお客様にお越しいただきました。
茶道はよく知らない、という方がほとんどでした。
まずは、お酒とおしのぎ(軽食)でリラックスしていただき、お菓子と薄茶を差し上げました。
テーブルと椅子で正座の心配もなく、ほんのひとときでしたが、話題は多岐にわたりました。
お茶の種類や色、陶磁器、花、菓子、茶室、銅鑼・・・素朴な質問や感想はとても新鮮でした。
おもてなしの想いを受け取っていただき有難かったです。
少しでもリフレッシュのお役に立てれば幸いです。


